京都河原町宿泊でたっぷり楽しむ祇園祭
2016年7月16日(土)~17日(日)
千百年の歴史をもつ、日本を代表するお祭り「祇園祭」。一ヵ月にわたる行事の中でクライマックスの「宵山」と「山鉾巡行」を、四条通りのホテルに宿泊してたっぷり楽しむ2日間です。
夕方から四条通りは歩行者天国となりますが、その広い道幅いっぱいにゆかたの人々が溢れかえります。この熱気に圧倒されていると、夕刻から各町の山鉾の駒形提灯に灯りがともり、コンチキチンの祇園囃子が聞こえてきます。それぞれ特徴ある山鉾を見て歩き、町によっては山鉾に上ることができたり、特徴的なちまき(お守り)を買い集めたりと、祇園祭の楽しみは奥が深いな~、と感心します。夜遅くまで宵山の熱気は続きました!
そして翌日は山鉾巡行です。ホテルのすぐ近く、四条河原町の交差点には、なんと朝から場所取りの人がいました。見事なターンを決める「辻回し」を目的に早くから人だかりができていて、巡行前に工事業者が信号機を折りたたむプロの技にもどよめきが上がります!? そして9時をすぎると全山鉾が都大路の巡行を始めます。
ホテルの立地が抜群なので、玄関を出たところで見物できます。アーケードなので、暑い日差しや雨天でも大丈夫、疲れたらホテルに戻って休めるし、そしてなんと館内からも巡行が見えのです!
日本中にお祭りがありますが、やはり祇園祭は特別だと感じました。体にしみついた熱気と共に「また来たい!」と思いながら、夏の京都を後にしました。